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九州大学 2013年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

を原点とする空間内の点の座標をそれぞれとする。このとき,以下の問いに答えよ。

(1) 点が正四面体の頂点となるとき,点の座標を求めよ。ただし,点座標は正とする。

(2) (1)で定めた点に対して,線分に内分する点を,線分に内分する点をとする。このとき,三角形の面積を求めよ。

(3) (2)で定めた点に対して,点を通る平面が,点以外で正四面体の辺と交わる点の座標を求めよ。

出典:九州大学 2013年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

三角形 が一辺3の正三角形であることを確認し、正四面体の第4頂点 は底面の重心の真上にあると考える。正四面体の高さは、辺長3と底面正三角形の外接円半径 から求める。(2)は内分点 の座標を出し、内積から を求め、 で面積を計算する。(3)は平面 と各辺の交点を調べ、既知の 以外の交点を求める。

解答

(1)

与えられた3点について であるから、 は一辺3の正三角形である。その重心を とすると である。

正四面体では、点 は底面の重心 を通り底面に垂直な直線上にある。正三角形の外接円半径は であり、正四面体の辺長は3だから、高さ を満たす。 座標は正なので である。

(2)

に内分するので

である。また に内分するので である。 は原点なので、 の面積は内積を使って求められる。まず であり、さらに

である。したがって

である。

(3)

平面 は、辺 と点 で交わり、辺 と点 で交わり、辺 と点 で交わっている。残る交点は辺 上に現れる。

上の点を とおく。座標で書くと である。 が平面 上にある条件は、 の一次結合で表されることである。これを座標で比べると を得る。したがって である。

よって、点 以外で正四面体の辺と交わる点は である。