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九州大学 2012年度
後期・理系数学 後期 第4問

問題

数列を次式で定義する。

ただし,を満たす定数とする。このとき,以下の問いに答えよ。

(1) 数列の初項および第2項を求めよ。

(2) のとき,が成り立つことを示せ。

(3) が成り立つことを示せ。

(4) を示せ。

出典:九州大学 2012年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問

方針

(1) は を直接代入し、部分積分で計算する。(2) は の増減を調べ、最大値が であることを使う。(3) は integrand を と見て、(2) の上界で評価する。(4) は (3) と からはさみうちで示す。

解答

(1)

のとき である。原始関数は だから である。

のとき である。ここで

であるから、 となる。よって である。

(2)

とおく。 では なので である。

また であるから、 となるのは すなわち のときである。 では では なので、最大値は である。 より だから が成り立つ。

(3)

積分の中身を

と書き直す。 では であり、(2)より である。したがって である。

よって

となる。右辺は

である。したがって が成り立つ。

(4)

定義より であり、(3)より である。ここで は固定された正の定数なので、 は定数である。また である。したがって、はさみうちにより である。