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九州大学 2008年度
理系数学 第1問

問題

とおく。ただし,は自然対数の底とする。このとき,次の問いに答えよ。

(1) の増減,凹凸,漸近線を調べ,グラフをかけ。

(2) の逆関数を求めよ。

(3) を求めよ。

出典:九州大学 2008年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第1問

方針

まず を計算して,単調性・凹凸・変曲点・水平漸近線を整理する。逆関数は から を解けばよい。最後の極限は逆関数の式に具体的な分数を代入し, に帰着させる。

解答

(1)

とおくと

である。したがって は全実数で単調増加する。

さらに である。よって では では であり, で凹凸が変わる。変曲点は である。

また なので,水平漸近線は である。以上をもとに, の間で単調増加し, で凹凸が変わるS字型のグラフをかけばよい。

(2)

とおくと である。 に注意して変形すると より である。したがって である。変数名を に戻せば である。

(3)

(2)より

であり,

である。したがって与式は となる。 より であるから,求める極限は である。