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九州大学 2006年度
後期・理系数学 後期 第4問

問題

平面上に異なる個の点を考える.ただし, とする.また,次の関数の最小値を与えるとする.

(1) を求めよ.

(2) 個の点のいずれも,直線上にはないものとする.このとき,個の点のうち少なくとも1点は直線の上側にあることを示せ.

(3) とする.ここで,は正の定数である.このとき,個の点のうちの1点が直線上にあるための条件は,によらない条件であることを示せ.

出典:九州大学 2006年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問

方針

の二次関数なので,微分して最小条件を出す。分母 は正である。(2)は,直線上の点がなく,かつ上側の点もないと仮定すると全点が下側にあるので, で掛けて和を取り,(1)の式と矛盾させる。(3)は を代入して を計算し,直線上にある条件を整数 の条件に落とす。

解答

(1)

で微分すると である。最小値を与える では だから である。したがって である。 なので であり, である。

(2)

どの点も直線 上になく,さらに上側にもないと仮定する。このときすべての について である。 だから である。これを について足すと となる。しかし(1)より右辺は と等しい。これは矛盾である。したがって少なくとも1点は直線 の上側にある。

(3)

とする。このとき

である。よって

である。

が直線 上にある条件は である。上の を代入すると である。 より両辺を で割って すなわち である。したがって,ある点が直線上にあるための条件は, から までの整数であることである。これは すなわち であり, によらない条件である。