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京都大学 2025年度
理系数学 第5問

問題

は実数とする.空間の2点を通る直線平面と交わるとき,その交点をとする.の範囲を動くときの点の軌跡を求め,その軌跡を平面上に図示せよ.

出典:京都大学 2025年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第5問

方針

直線 上の点を とおき, から を求める。与えられた範囲では なので分母が負となり, であることを必ず確認する。 とおくと で, が使える。これを の式に代入して を得て,平方して双曲線に直す。最後に が範囲に含まれるため頂点は含まれること, は含まれないため枝は無限に近づくだけであることを確認する。

解答

直線 上の点を と表す。この点の 座標は

である。これが になるとき

である。

いま だから であり, である。したがって である。

とおくと である。さらに とおくと, より である。また である。

の式を と書き, を代入すると すなわち を得る。左辺 は正なので,特に である。

両辺を平方すると であり,整理して となる。

範囲を確認する。 かつ なので である。また より である。双曲線 のうちこの条件を満たすのは左側の枝であり,頂点は である。実際, は許されるのでこの頂点は含まれる。一方, は範囲に含まれないので,枝は漸近線に近づくが端点としては持たない。

したがって求める軌跡は で表される左側の枝である。図示すると,中心 ,頂点 ,漸近線 をもつ双曲線の左枝になる。