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京都大学 2002年度
理系数学 第4問

問題

(1) で定義された関数について,導関数を求めよ.

(2) 極方程式 で定義される曲線の,の部分の長さを求めよ.

出典:京都大学 2002年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問

方針

(1) は合成関数として微分し、分子分母を整理して を得る。(2) は極方程式をそのまま公式に入れるだけでなく、, と媒介変数表示して弧長を導くと確実である。長さは になり、その原始関数は部分積分と(1)の結果から求める。

解答

(1)

である。 では なので通常通り微分できる。合成関数の微分より である。分子をまとめると だから、

である。よって である。

(2)

極方程式 の曲線は、直交座標で と表せる。ただしここでの はラジアンであり、 である。

それぞれ微分すると

である。したがって弧長は

である。平方の中を整理すると交差項が消えて

となる。よって である。

ここで とおく。部分積分により である。また

だから、 となる。(1) より である。したがって を得る。

よって求める長さは

である。 では なので、

である。