過去問データベース 過去問を探す

京都大学 2001年度
後期・理系数学 後期 第6問

問題

単位円 と、 を満たす点 を考える。 上の点 における接線と、 を通りこの接線に直交する直線との交点を とする。 が一周するとき が描く曲線を とする。 上の点の 座標の最小値が より小さいことを示し、 で囲まれる面積を求めよ。

出典:京都大学 2001年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第6問

方針

とおく。接線は 、これに垂直な直線は半径方向なので と置いて を決める。得られる媒介表示から を平方完成し、面積は で求める。

解答

とおく。 における単位円の接線は

である。この接線に垂直な方向は だから

と書ける。接線の式へ代入すると より である。従って

まず とおくと

では であり、 だから

さらに

なので である。

面積を求める前に曲線が単純閉曲線であることを確認する。 とすれば

異なる が同じ点を与えるなら

だが、 なので第2因子は0にならない。従って一周で重なりはない。

囲まれる面積

上の媒介表示を代入する。異なる周波数の三角関数の積の積分は0であり、 の組と の組だけが残るから