京都大学 2001年度
後期・理系数学 後期 第4問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 理系
- 分野
- 指数・対数、整数
- 解法
- 範囲評価、小問利用
- 難易度
- 6 / 10 計算量 4 / 10 目安 18分
問題
負でない実数 a の小数部分を {a} と表す。
(1) {nlog102}<0.02 となる正の整数 n を1つ求めよ。
(2) 10進表示で 2n の最高位の数字が7となる正の整数 n を1つ求めよ。ただし 0.3010<log102<0.3011、0.8450<log107<0.8451 とする。
出典:京都大学 2001年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問
方針
(1) log102 の近似範囲を10倍して、整数のすぐ上に来る例を作る。(2) 最高位が7である条件を、小数部分が [log107,log108) に入ることと言い換え、与えられた粗い評価だけで判定できる n を探す。
解答
(1)
与えられた評価を10倍すると
3.010<10log102<3.011.
従って
0.010<{10log102}<0.011<0.02.
よって一例は
n=10
である。
(2)
nlog102=M+r (M∈Z, 0≦r<1) と書くと
2n=10M10r.
従って最高位が7であるための条件は
log107≦r<log108
である。
n=46 とする。与えられた評価から
13.8460<46log102<13.8506
だから
0.8460<{46log102}<0.8506.
一方
log107<0.8451<0.8460
であり、また
log108=3log102>0.9030>0.8506.
従って
log107<{46log102}<log108.
よって一例は
n=46
である。