過去問データベース 過去問を探す

京都大学 2000年度
後期・文系数学 後期 第1問

問題

複素数を満たしている.このとき,となる自然数が存在することを示せ.

出典:京都大学 2000年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第1問

方針

とおき、 に帰着する。 のいずれかで必ず を超えることを示す。

解答

とおく。このとき

であるから、示すべきことは

となる自然数 の存在である。

まず なら でよい。以下

とする。余弦の絶対値は周期 をもつので、 の整数倍だけ変えて

としてよい。この範囲では

である。従って、 なら

なので でよい。

残る の場合は

であるから でよい。

以上により、常に のいずれかが条件を満たし、

となる自然数 が存在する。