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京都大学 1999年度
理系数学 第6問

問題

を媒介変数として,次のように表示されているものとする.

変数を動くとき,の動く範囲をそれぞれ求めよ.さらに,このが描くグラフが囲む図形と領域の共通部分の面積を求めよ.

出典:京都大学 1999年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第6問

方針

まず , と整理する。 の範囲はそれぞれ微分して増減表を作ればよい。曲線は で原点に戻る閉じたループを作り、 かつ なので に対応する。共通部分の面積は、曲線の の部分と直線 で囲まれる面積であり、パラメータ表示の面積公式 を使う。ここでは から 被積分関数 が に簡単化する。

解答

与えられた式は と書ける。以下、 で考える。

まず の範囲を求める。微分すると

である。 では , なので、 で増加し、 で減少する。端点と極大値は である。したがって である。

次に の範囲を求める。 だから

である。したがって で増加し、 で減少する。また であり、最大値は である。これを整理すると である。よって である。

次に面積を求める。 では であり、 である。したがって と同値である。 の部分では であり、端点を含めても、求める共通部分は曲線の の部分と直線 で囲まれる部分である。

パラメータ表示された閉曲線の面積は で求められる。ここでは なので であり、 となる。よって求める面積

である。すなわち である。

被積分関数を割り算で整理すると

である。したがって である。上端では であり、下端では である。よって である。したがって求める面積は である。