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京都大学 1999年度
理系数学 第2問

問題

平面上に2定点をとる.は正の定数として,平面上の点を満たすとき,点の軌跡を求めよ.

出典:京都大学 1999年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第2問

方針

, , とおき、内積 を余弦定理で距離だけの式に直す。すると与式は となり、 が一定であることが分かる。 なのでこの一定値は より大きく、 なら2点 を焦点とする楕円になる。 の可能性も考えるなら、同じ式から円として記述できる。

解答

とおく。三角形 に余弦定理を用いると である。したがって となる。

これを条件

に代入すると である。両辺を2倍して整理すると すなわち である。 だから である。

ここで より である。したがって、 のとき、点 の軌跡は2点 を焦点とし、距離の和が に等しい楕円である。すなわち である。

なお、もし の場合には であり、条件は となるので、軌跡は点 を中心とする半径 の円である。これは焦点が一致した場合の特別な形と見られる。