京都大学 1987年度
後期・文系数学 第4問
- 試験区分
- 後期日程 第2次学力試験
- 対象
- 文系
- 分野
- 関数、微分、方程式・不等式
- 解法
- 場合分け、微分による最大最小、グラフの概形
- 難易度
- 5 / 10 計算量 5 / 10 目安 15分
問題
3次関数f(x)=x3+ax2+bが区間0≦x≦1において,つねに正の値をとるのは,点(a,b)が座標平面のどの範囲にあるときかを,図示せよ.
出典:京都大学 1987年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 第4問
方針
f=b+h、h=x3+ax2とおき、hの区間最小値をaの値で場合分けする。導関数x(3x+2a)の区間内の符号から、最小点が0、−2a/3、1のどれかを決める。
解答
h(x)=x3+ax2とおくとf(x)>0はb>−minhと同値である。
h′(x)=x(3x+2a).
a≥0ではhは増加し最小値はh(0)=0。−23≤a<0ではx=−32aで最小となり、その値は274a3。a<−23では区間全体で減少し最小値はh(1)=1+aである。よって求める範囲は
⎩⎨⎧b>−a−1,b>−274a3,b>0,a<−23,−23≤a<0,a≥0.
各境界上では区間内のある点でf=0となるので境界は含まない。したがって、連続につながる3本の境界曲線の上側を図示すればよい。