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北海道大学 2015年度
理系数学 前期 第2問

問題

は正の実数とし, によって定まる数列がある。

(1) とする。数列の一般項をで表せ。

(2) とする。すべての自然数についてとなるようなの値の範囲を求めよ。

出典:北海道大学 2015年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第2問

方針

によって 倍の項を消し、等比数列の和として一般項を求める。(2)では の明示式から を作り、 の偶奇で符号条件を分ける。奇数 では自動的に非負、偶数 では が必要で、最も厳しい の条件に帰着することを示す。

解答

(1)

定義より

である。また だから である。 より であり、等比数列の和を用いて

となる。したがって である。

(2)

のとき、(1)より である。したがって であり、整理して を得る。分母 は正である。

が奇数のとき、分子は である。 なら明らかに正であり、 でも なので である。よって奇数 の条件は常に満たされる。

が偶数のとき、分子は である。これがすべての偶数 で非負となるには、まず が必要である。 のもとでは、偶数 に対して は増加するので、最も厳しいのは である。したがって が必要十分である。これは であり、 より である。