問題
平面上の曲線と軸および2直線,で囲まれる図形をとする.ただし,を自然数とする.
(1) 図形の面積をとして,を求めよ.
(2) 図形を軸のまわりに1回転してできる立体の体積をとして,を求めよ.
出典:北海道大学 2007年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第3問
方針
面積は ,回転体の体積は円板法で と書ける。原始関数を求めて主要項を比較してもよいし, と置いて の積分に直し, で割った極限を直接読むこともできる。最後は が に比例することと, が に比例することを組み合わせる。
解答
(1)
は自然数なので,区間 で は正である。したがって面積は である。部分積分により だから
である。よって となり, である。
(2)
を 軸のまわりに回転すると,半径 の円板を積み重ねた立体になる。したがって である。部分積分を繰り返すと
である。よって
である。両辺を で割ると, の最高次の係数だけが残り となる。
一方,(1)より であるから
である。
別解。 とおくと であるから,極限は である。同様に
なので,極限は である。これを用いても同じ結論になる。