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北海道大学 1992年度
理系数学 前期 第5問

問題

(1) 正の実数に対して,を示せ.

(2) 第が次式であたえられるとき,無限級数の和を求めよ.ただし,は1より大きい実数とする.

出典:北海道大学 1992年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第5問

方針

(1)は を用いて積分を上から押さえる。(2)は と置換して に直す。部分和では有限等比和を積分の中で処理し,極限との差を と書く。ここで(1)を に使い,差が0へ近づくことを確認する。

解答

(1)

だから である。また なので である。したがって である。右辺は

だから が示された。

(2)

定義式で とおくと, であり, から から に対応する。したがって

である。

部分和を とおく。有限和なので積分と和を入れ替えて である。ここで だから である。

候補となる極限値は である。実際,この積分との差は である。 なので であり,(1)を に用いると である。これは で0に近づく。したがって である。

最後に

を得る。