一橋大学 2022年度
文系数学 第2問
- 試験区分
- 前期
- 対象
- 前期日程対象学部
- 分野
- 三角関数、関数
- 解法
- 三角比の利用、置換、微分による最大最小、計算整理
- 難易度
- 5 / 10 計算量 4 / 10 目安 12分
問題
0≦θ<2π とする。座標平面上の 3 点 O(0,0),P(cosθ,sinθ),Q(1,3sin2θ) が三角形をなすとき,△OPQ の面積の最大値を求めよ。
出典:一橋大学 2022年度 前期 文系 第2問
方針
三角形の面積を2つのベクトルの成分から表し,sin2θ=2sinθcosθ を代入する。絶対値つきの式を最大化するため,u=cos2θ とおいて面積の2倍の平方を u の関数に直し,0≦u≦1 で最大値を調べる。
解答
△OPQ の面積を S とする。O が原点であるから
2S=∣3cosθsin2θ−sinθ∣
である。sin2θ=2sinθcosθ より
2S=∣sinθ(6cos2θ−1)∣
となる。
u=cos2θ とおくと 0≦u≦1 であり,
(2S)2=(1−u)(6u−1)2
である。g(u)=(1−u)(6u−1)2 とおくと
g′(u)=(6u−1)(13−18u)
である。したがって候補は u=0, 1, 1/6, 13/18 である。それぞれ
g(0)=1,g(1)=0,g(1/6)=0,g(13/18)=81250
であるから,最大値は 250/81 である。よって
であり,面積の最大値は
である。このとき面積は正なので,三角形をなす条件も満たしている。