過去問データベース 過去問を探す

東京大学 1998年度
理系数学 第6問

問題

空間に5点をとる。四角錐

を満たす部分の体積を求めよ。

出典:東京大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第6問

方針

四角錐の底面は正方形 、頂点は高さ3にある。底面上の点 での四角錐の高さは、正方形の相似な断面を考えると である。求める部分は円 の内側を除いた部分なので、対称性で の8分の1領域に絞る。この領域では高さが となり、条件 から , を積分範囲にする。

解答

底面は正方形 であり、頂点 の高さは3である。底面上の点 の上にある四角錐の高さを考える。高さ の水平断面は、底面の正方形を中心から相似に縮めた正方形であり、その半辺は である。したがって点 がその断面の内側にある条件は である。よって、その点での高さは である。

対称性により、 の部分を8倍して考える。この部分では なので、高さは である。

さらに条件 を満たす部分を取る。 で円の外側にあるには、まず 以上でなければならない。よって範囲は である。

したがって求める体積 である。内側の積分を行うと である。

ここで であり、また

である。したがって

である。

別解。 の部分を、角度 の細い扇形に分けて考える。この範囲では であり、高さは である。円の外側で正方形の内側にあるため、 を動く。半径 の細い扇形の面積は に比例するので、同じ体積は と表せる。内側を計算すると となり、

を得る。