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東京大学 1993年度
文系数学 第2問

問題

整数からなる数列を漸化式 で定める。が偶数となるを決定せよ。

出典:東京大学 1993年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

偶数になるかだけを問うので,数列そのものではなく2で割った余りを追えばよい。漸化式では も2で割ると に等しいため,余りは で進む。初期値から の周期を確認し,周期が戻る理由を組で示して,偶数となる番号を決定する。

解答

を2で割った余りとする。漸化式を2で割ると である。また であるから となる。さらに で, となり,初めの組 に戻る。

したがって余りは と周期3で繰り返す。よって が偶数となるのは,余りが0になる のときである。すなわち求める は3の倍数である。

別解。上の合同式から

である。したがってすべての について が成り立つ。 なので,やはり が3の倍数のとき,かつそのときに限って は偶数である。