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東京大学 1990年度
理系数学 第1問

問題

とするとき,

を求めよ。

出典:東京大学 1990年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第1問

方針

まず は下から で押さえれば無限大に発散する。比の極限は、 の間に挟み、 に近い和で上下から評価する。最後に、1項ずらした和と の比が1に近づくことを示してはさみうちを使う。

解答

まず では である。したがって である。よって である。

次に を考える。各 について であるから である。これを について足すと

すなわち である。

両辺を で割ると

である。ここで だから である。すでに が分かっているので、右辺は に近づく。したがってはさみうちにより である。別解。積分比較で大きさを直接見ることもできる。関数 は正で減少するので

である。すなわち だから、 は無限大に発散し、さらに は1に近づく。

同様に、関数 も正で減少するので

である。両端はいずれも が大きいとき と同じ大きさになるため、 は1に近づく。したがって

という見方でも同じ結論を得る。