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東京大学 1983年度
理系数学 第3問

問題

平面上に点を中心とする半径1の円がある.また,この平面上のと異なる点を通って直線と垂直な空間直線があり,平面とのなす角が45である.このとき,円と直線の間の最短距離を,2点間の距離で表せ.% 図は省略

出典:東京大学 1983年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第3問

方針

座標を と置き、円を 平面上の単位円にする。直線 に垂直で、平面との角が なので、方向を 型に取れる。円周上の点と直線上の点の距離をまず直線の媒介変数で最小化し、残った の二次式を 上で最小化する。

解答

座標を取り、 とする。円 であるとしてよい。

直線 を通り、 に垂直であるから、方向ベクトルの 成分は である。また 平面となす角が なので、平面内の成分と 成分の大きさが等しい。よって と表せる。

円周上の点を とする。この点と直線上の点との距離の2乗は

である。

まず を固定して、 について最小にする。 を含む部分は であり、これは のとき最小になる。このとき距離の2乗は である。 とおくと、 であり、最小にすべき式は である。この二次式の頂点は である。

したがって では頂点が範囲内にあり、最小値は である。一方、 では頂点が範囲の右側にあるので、 での最小は で取られ、最小値は である。

よって最短距離は

である。