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東京大学 1982年度
文系数学 第2問

問題

平面上の曲線上の3点を,座標の小さいものから順にとする.との座標の差は との座標の差は1,という関係を保ちながら3点が動く.
が最大になるときの,点座標をで表わせ.また,が最大になるときに,が直角になるようなの値を求めよ.

出典:東京大学 1982年度 前期日程 第2次学力試験 文系 第2問

方針

座標を とし、直線 の傾きを と置く。直線 の傾きは なので、 の大きさは二直線のなす角で決まる。正接を用いると、最大化は の最小化に帰着する。最後に、その最大時の を使って の条件を内積で立てる。

解答

座標を とする。このとき である。

直線 の傾きは である。これを とおく。直線 の傾きは である。

二直線のなす角を とすると ここで であるから、 のとき最大になる。今回の角は なので、 の最大と の最大は一致する。

したがって より よって、 が最大になるときの点 座標は である。

次に、このとき が直角になる条件を求める。 なので、 から へ向かうベクトルは である。また だから、 から へ向かうベクトルは が直角であることは と同値である。したがって なので両辺を で割って よって となり、 別解の視点 とおき、 で微分しても最大条件 が得られる。ただし本問では二直線のなす角の正接を使うと、平方完成だけで最大化できる。