問題
を実数とする。に対し、座標平面の3点
を頂点とする三角形の面積をとし、
とおく。
(1) に対し、次の不等式が成り立つことを示せ。
(2) 極限値を求めよ。
(3) 極限値を求めよ。
出典:東北大学 2015年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第4問
方針
区間 では であり、 は単調減少する。(1)は を両端の値で挟み、 を使う。 は底辺 、高さが中央点の値である三角形の面積として明示する。(2)(3)はいずれも同じ挟みうちで、 は 、 は と同じ主要項をもつことを使う。
解答
(1)
では である。また なので は単調減少し、 である。したがって
である。これを積分し、 を用いると を得る。
(2)
三角形の底辺の長さは 、高さは であるから である。(1)より
である。すなわち
である。両端はともに に収束するので、はさみうちにより である。
(3)
同じ区間で であり、 である。したがって である。これと を用いると
となる。両端はともに1に収束するので である。