問題
サイコロを3回投げて出た目の数を順にとし、の2次方程式
を考える。
(1) 方程式(*)が実数解をもつ確率を求めよ。
(2) 方程式(*)が実数でない2つの複素数解をもち、かつが成り立つ確率を求めよ。
(3) 方程式(*)が実数でない2つの複素数解をもち、かつが成り立つ確率を求めよ。
出典:東北大学 2015年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第3問
方針
判別式 で実数解の有無を判定する。 なので、実数解をもつ場合は に限られる。解と係数の関係より であり、(2)は 、(3)は のもとで となる出方を数える。
解答
(1)
判別式は である。実数解をもつ条件は である。 より なので、 となるには が必要である。
のときは の3通り、 のときはそれぞれ の1通りである。したがって実数解をもつ出方は 通りであり、確率は である。
(2)
解と係数の関係より である。したがって は と同値である。
では、非実数解をもつ条件 は の3通りである。 では、どの に対しても となるので、それぞれ6通りである。よって有利な出方は 通りであり、確率は である。
(3)
は すなわち と同値である。 を満たす は 通りあり、それぞれ は6通りなので、まず 通りある。
このうち実数解をもつものを除く。 かつ となるのは、(1)で数えたもののうち の1通りだけである。したがって、 かつ非実数解をもつ出方は 通りである。よって求める確率は である。