問題
とし,をに最も近い整数とする.ただし,2つある場合はどちらか一方を選ぶとする.このとき,となることを示せ.
出典:東北大学 2008年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第4問
方針
「最も近い整数」という条件を, と の距離が高々 であるという不等式に直す。両辺に を掛けると, が から高々 だけ離れていることが分かる。あとは 上での の最小値を端点で評価する。
解答
は に最も近い整数である。2つある場合はどちらか一方を選ぶとしても,少なくとも が成り立つ。
ここで なので,両辺に正の数 を掛けて を得る。したがって である。
いま だから,この区間は に含まれる。関数 は を中心として左右対称で, から離れるほどこの範囲では小さくなる。よって上の区間における の最小値は端点でとられ, である。したがって が示された。