過去問データベース 過去問を探す

東北大学 1999年度
後期・理系数学 後期 第1問

問題

数列

によって定義されている.数列が,ある定数によりで定義され,をみたすとする.

(1) 定数の値を求めよ.

(2) を用いて表せ.

(3) であることを証明せよ.

(4) とするとき,を求めよ.

出典:東北大学 1999年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問

方針

まず を漸化式に代入し、 の定数倍になるように を決める。(2)では決まった の比を直接計算する。(3)は で上から評価し、積をとって示す。(4)は(1)の階差式 を和にして とし、(3)から を使う。

解答

(1)

であり、 だから

これがすべての に等しいためには によらない定数でなければならない。そこで とおくと、係数比較より である。したがって である。このとき だから である。

(2)

であるから

(3)

である。また(2)より である。ここで を確認する。両辺は正であり、両辺に を掛けると すなわち となり、これは明らかに成り立つ。したがって である。

これを について掛けると

である。よって が成り立つ。

(4)

(1)より である。したがって であり、和をとると

(3)より であるから である。