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東北大学 1996年度
後期・理系数学 後期 第3問

問題

右の図のように,道路が碁盤の目のようになった街がある.地点から地点までの長さが最短の道を行くとき,次の場合は何通りの道順があるか.
% 図は省略

(1) 地点を通る.

(2) 地点は通らない.

(3) 地点および地点は通らない.

出典:東北大学 1996年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問

方針

図から格子を座標化する。 であり、点 は横道路の途中、すなわち から への1歩の上にある。同様に から への1歩の上にある。最短経路は右5回、上6回なので、通過条件は必要な部分経路の積、通らない条件は余事象と包除で数える。

解答

図より、 とみなす。最短経路では、右へ5回、上へ6回進むだけであるから、全体の道順は 通りである。

(1)

図より である。 から までは右へ1回、上へ2回なので 通りである。 から までは右へ4回、上へ4回なので 通りである。したがって、 を通る道順は 通りである。

(2)

は交差点ではなく、横道路の途中にある。図から、 を通るためには、 から へ右に進む1歩を通らなければならない。 から までは右へ2回、上へ3回なので 通りである。その後、 から への1歩は固定される。さらに から までは右へ2回、上へ3回なので 通りである。したがって、 を通る道順は 通りである。よって を通らない道順は 通りである。

(3)

同様に、 を通るためには、 から へ右に進む1歩を通る必要がある。 から までは右へ3回、上へ4回なので 通りである。その後の1歩は固定され、 から までは右へ1回、上へ2回なので 通りである。したがって を通る道順は 通りである。

次に、 の両方を通る道順を数える。 から までは10通り、 を通る1歩は固定、 から までは上へ1歩だけ、 を通る1歩も固定、 から までは3通りである。よって両方を通る道順は 通りである。

包除原理より、 も通らない道順は 通りである。