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東北大学 1994年度
理系数学 前期 第5問

問題

平面に曲線があり,関数は微分可能とする.を原点のまわりに回転させた曲線をとし,そのとき点が点に移るものとする.

(1) 点の座標を求めよ.

(2) 点座標がに等しいものとして,関数の満たす微分方程式を導け.

(3) (2)の条件を満たす関数を求めよ.

出典:東北大学 1994年度 前期日程 第2次学力試験 理系 前期 第5問

方針

(1)は原点まわりの 回転の公式をそのまま使う。(2)では回転後の 座標と積分で与えられた量を等置し、両辺を微分して微分方程式を得る。さらに を代入して初期値を決める。(3)は を1つの関数として見ると指数関数型に解ける。

解答

(1)

を原点のまわりに 回転すると に移る。 を代入して

である。

(2)

条件より、 座標について が成り立つ。両辺を で微分すると である。両辺を2倍して を得る。

また、後で使うために を代入すると だから である。

(3)

(2)の微分方程式を と書く。ここで とおくと である。したがって である。

初期値 より だから である。よって である。

別解。(3)は一次方程式として解いてもよい。微分方程式を と見れば、定数解 を1つもつ。そこで と置くと、 となり、同じ式が得られる。