問題
次の3つの命題が正しいかどうかを調べよ.
(1) 点はの値によらず同一平面上にある.
(2) 点はの値によらず同一球面上にある.
(3) 点はの値によらず同一平面上にある.
出典:東北大学 1991年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第4問
方針
(1)は平面 に全ての点があると仮定し、複数の を代入して係数がすべて0になることを示せば反例になる。(2)は と を組み合わせて球面の方程式を作る。(3)は と置き、対数の性質で3座標の間の一次関係を見つける。
解答
(1)
点がすべて同一平面上にあると仮定する。その平面を とする。この平面にすべての点 があるなら がすべての で成り立つ。 を代入すると である。 を代入すると である。これらを引いて を得る。さらに である。 を代入すると である。これと から である。最後に を代入すると である。
したがって平面の係数がすべて0になってしまい、平面を定められない。よって命題(1)は である。
(2)
とおく。まず である。また である。したがって が成り立つ。これは と書けるので、同一球面上にある。よって命題(2)は である。
(3)
とおく。このとき であり、また である。第2座標を 、第3座標を とすると である。一方 である。したがって である。座標を と書けば なので という平面上にある。よって命題(3)は である。