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東北大学 1991年度
文系数学 前期 第4問

問題

を点に点を点に移す1次変換をとする.さらに,直線上の点 を次のように帰納的に定める。

(i) 点とする.

(ii) で移した点をとし,原点を通る直線がと交わる点をとする.

とすると,はどのような数列か.

出典:東北大学 1991年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第4問

方針

を直線 上の点 と表す。まず与えられた2点の移り方から1次変換の行列を決める。次に を移した点 と原点を結ぶ直線を倍率で表し、 と交わる条件から の漸化式を作る。最後に距離 で表す。

解答

1次変換を表す行列を

とする。条件より

である。すなわち である。これを解くと

である。したがって

である。

直線 上の点 とおく。 だから である。

この点を で移すと である。ここで である。原点と を通る直線上の点は、ある倍率 を用いて と表せる。これが 上にあるためには であるから である。したがって となり を得る。

よって である。また なので である。ここで だから である。

したがって数列 であり、初項 、公比 の等比数列である。