問題
平面の原点を,放物線上の点を,放物線上の点を,におけるの接線と軸の交点をとする.とを,,となるように動かし,位置ベクトルを
と表す.との関係を求め,点の描く図形をかけ.
出典:東北大学 1990年度 後期日程 第2次学力試験 後期・文系 後期 第3問
方針
放物線上の点をそれぞれ1つの文字で表す。直交条件から2つの文字の関係がすぐ決まり、接線と 軸の交点 も求まる。あとは を成分比較して を媒介変数表示し、媒介変数を消去して円の一部として図示する。端点が含まれないことも確認する。
解答
放物線 上の点を とおく。 より である。また、放物線 上の点を とおく。 より である。
直交条件 より である。、 だから である。したがって である。
次に、 の における接線を求める。接線の傾きは なので すなわち である。これと 軸との交点は として より である。
いま だから、成分比較により である。第2式を で割ると すなわち である。これを第1式に代入して で割ると となる。よって である。
この表示から であり、また
である。したがって である。これを平方完成すると である。
さらに なので である。よって点 の描く図形は、中心 、半径 の円のうち、2点 を除いた部分である。