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東北大学 1990年度
文系数学 前期 第4問

問題

正の数から成る数列の一般項と,初項から第項までの和の間に,

という関係があるものとする.を求めよ.

出典:東北大学 1990年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第4問

方針

与式をそのまま扱うのではなく、 の式から の式を引いて1項だけを取り出す。すると の関係式が得られるので、さらに を用いて の漸化式に直す。正の数列であることにより符号の候補を1つに絞り、初項から一般項を決める。

解答

与式を について書くと である。 についても同じ式が成り立つので、両者を引くと を得る。したがって である。

まず では だから である。 より両辺を で割って となり、 である。

次に とする。上の関係式から であり、また なので である。一方、同じ関係式を に用いると である。したがって であり、 となる。ここで であるから、もし なら となって不可能である。よって すなわち である。

初項 だから である。したがって である。