問題
(1) はの4次式で,任意の実数に対してを満たすという.を求めよ.
(2) (1)を利用してを求めよ.
出典:東北大学 1983年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第3問
方針
条件の両辺を で微分して を得る。 を一般の4次式として置き、この差の係数比較で の係数を決める。定数項は差では消えるため、元の積分条件、例えば を代入して決める。(2) は区間 の積分を足し合わせる。
解答
(1)
とおく。条件 の両辺を で微分すると を得る。
ここで である。したがって係数比較により となる。順に解いて である。
残る は差を取ると消えるので、元の条件から決める。 を代入すると である。よって であり、 となる。したがって である。
よって である。
(2)
(1) の条件で とすると である。したがって
となる。よって である。
計算すると
であり、因数分解して である。