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東北大学 1983年度
文系数学 前期 第1問

問題

を3以上の整数とする.関数について,次の問に答えよ.

(1) の符号を調べよ.

(2) 方程式の正の解,負の解の個数を求めよ.

出典:東北大学 1983年度 前期日程 第2次学力試験 文系 前期 第1問

方針

まず を直接計算して負であることを確認する。正の解は、導関数 により正の範囲で減少から増加へ1回だけ変わることを使い、 から2個と分かる。負の解は の偶奇で の符号と単調性を分けて調べる。

解答

(1)

である。前の2項をまとめると

だから である。 より なので である。

(2)

導関数は である。

まず を考える。この範囲では なので、 の符号は の符号で決まる。したがって を境に、 は減少から増加へ変わる。

また である。よって中間値の定理により、正の解は に1個、 に1個存在する。正の範囲では増減が1回しか変わらないので、それ以外に正の解はない。したがって正の解は である。

次に を考える。 である。 が奇数のとき、 では かつ なので である。したがって となり、負の解は存在しない。 が偶数のとき、 では かつ なので である。つまり は負の範囲で単調増加する。また だから、負の解はちょうど1個である。

以上より、負の解は である。