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東京工業大学 2010年度
AO・理系数学 第2問

問題

の5次式 のグラフ が平行な2直線 のそれぞれと2点で接しているような の実例を1つみつけよ。また,その例について, の交点と2つの接点との3点により から切り取られる2つの線分の長さの比を求めよ。

出典:東京工業大学 2010年度 AO入試 AO・理系 第2問

方針

平行な2直線を水平線として作る。まず に2点で接するように, と置く。残り二つの臨界点で関数値が等しくなるように を選ぶと,もう一つの水平線 が得られる。最後に 上の3点の 座標から線分比を読む。

解答

とし,とおく。また とする。

で起こり, はそれぞれ重解である。したがって で接し,さらに で交わる。

次にである。二次方程式 は,定数項が負で二次の係数が正なので,異なる2つの実数解をもつ。その2つの解を とする。この二次式で を割ると,余りは定数になる。したがって

であり,かつ である。

よってとすれば, と平行であり, の2点で接する。これで求める実例が得られた。

上の3点の 座標はであるから,切り取られる2つの線分の長さは である。したがってその比はである。