問題
を正の整数とする。 以下の正の整数 , からなる組 で,方程式 が 以上の実数解をもつようなものは何組あるか。
出典:東京工業大学 2009年度 前期日程 理系 第3問
方針
を固定し, 以上の根を とおく。もう一つの根も正であることから となり, と表せる。 では関数 が減少するため,可能な整数 の範囲を直接数える。
解答
方程式 が 以上の実数解 をもつとする。もう一つの根を とすると,, である。ここで , なので であり,したがって である。ゆえに でなければならない。
逆に を固定して考える。根 が を動くとき,である。関数 は, において であるから減少する。したがって, となる実数解が存在することはと同値である。
ただし問題の条件として も必要である。 とおくと, であり,この に対する の個数はである。 のときは 個, のときは 個である。よって求める組の個数はである。