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東京工業大学 2009年度
AO・理系数学 第1問

問題

とし, に対して で関数の列 を定める。このとき,区間 において が極値をとるような の個数を で表せ。

出典:東京工業大学 2009年度 AO入試 AO・理系 第1問

方針

と見ると, である。導関数が0になるのは,途中の値 になるときである。そこで の解の個数を帰納的に数える。各解は次の合成で実際に極大または極小を与えることも確認する。

解答

,また便宜上 とおく。このとき である。

に対して,方程式 ,すなわち にちょうど2個の解をもつ。そこで, に対して方程式 の解の個数を とする。 では であり, の2つの解のどちらかに等しいことと同値である。帰納的に がすべての で成り立つ。

特に, を方程式 の解の個数とすると, である。

一方,をすべて掛けた形になる。したがって となるのは,ある について となるときである。

これらの解は重複しない。実際, ならば ,さらに で,それ以後も値は0であるから,別の段階で再び にはならない。

また,最初に となる点では, はその値を通過し, はその点で極大値 をとる。さらに合成を続ける場合は,次の関数で値0の極小となり,その後も極小として残る。したがって数えた点はすべて の極値を与える。

よって求める個数は

である。