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東京工業大学 2007年度
理系数学 第4問

問題

(1) 整数 と正数 に対して

とおく。2つの曲線 が接するような を求めよ。

(2) は(1)で定めたものとする。 軸で囲まれる図形の面積を に対し で囲まれる図形の面積を とおく。このとき を求めよ。

出典:東京工業大学 2007年度 前期日程 理系 第4問

方針

接点を とおき,関数値と微分係数の一致から を決める。得られた は各区間 の下に接するので,面積の部分和を各区間の不足分と末尾の小さい積分に分け,各区間での の無限和に帰着する。

解答

(1)

接点を とおく。接する条件は

である。両式を割るとすなわち である。よってである。これを とおくと, であるから

である。

(2)

(1)の を用いる。各区間 において, は接点 で値も微分係数も0であり,その2階微分は である。したがって である。

面積の定義から, は区間 の不足分に対応し, は区間 の不足分に対応する。したがって部分和は

である。最後の積分は より だから, で0に近づく。よって求める極限は

である。

であり, とおくと

である。したがって求める極限は

である。ただし である。