問題
を自然数とする。
(1) の増減を調べ,グラフの概形をえがけ。
(2) 楕円 と曲線 の交点のうち でない方の座標を とおく。このとき であることを示せ。
出典:東京工業大学 1995年度 前期 理系 第3問
方針
(1) は を調べる。 自体が単調増加で,ただ1つの零点をもつことから, は一度減少してから増加する。(2) は交点条件が と同じであることを使い,負の零点 を と の間に挟む。
解答
(1)
である。さらにだから, は狭義単調増加である。また のとき ,一方 である。よって となる がただ1つ存在する。
したがって は で減少し, で増加する。さらに で ,,かつ なので である。ゆえにグラフは下に凸で,負の に1つの零点をもち,もう1つの零点は である。
(2)
交点では であるから,楕円の式に代入してを得る。これは と同じであり,(1) より でない交点の 座標 はただ1つの負の零点である。
任意に をとる。 であり,
である。右辺は であり, が十分大きいと負になる。負の零点はただ1つであるから,十分大きい についてが成り立つ。よってである。 は任意なので,はさみうちによりである。