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東京工業大学 1995年度
理系数学 第1問

問題

に対して数列 を考える。

(1) を求めよ。

(2) が整数となる をすべて求めよ。

(3) 積 が整数となる をすべて求めよ。

出典:東京工業大学 1995年度 前期 理系 第1問

方針

(1) は隣り合う項の比を使って factorial の増大を評価する。(2) は から までを直接確認し, では分子が より小さいことを帰納的に示す。(3) は とおき, まで整数, は非整数, であることを確かめ,その後は により がさらに減少することを使う。

解答

(1)

であり,である。特に ではこの比は より小さい。したがって は十分先で等比数列より速く に近づくから,である。

(2)

直接計算するとである。

一方, では である。ある が成り立つとすると,であるから,帰納的にすべての となる。よって では は整数でない。以上より求める である。

(3)

とおく。直接計算によりであり,ここまでは整数である。

またであるから, は整数でなく, である。さらに (2) の証明より では であるから, で減少する。したがって では となり整数でない。よって求める である。