問題
関数
について,以下の問いに答えよ.
(1) の最大値を求めよ.
(2) とその導関数の極限
をそれぞれ求めよ.ただし,
であることを用いてもよい.
(3) のグラフの概形をかけ.ただし,グラフの凹凸を調べる必要はない.
出典:大阪大学 2020年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第1問
方針
底 を とおくと で、 の大小は の大小に帰着する。対数を取ることで指数部分の微分が簡単になり、符号は だけで決まる。増減、最大値、無限遠での極限、導関数の極限を順に確認し、最後に で常に であることまで含めてグラフを描く。
解答
とおくと、 より であり、 である。 だから対数をとって とおける。
増減と最大値
とすると である。 だから、 で見ても符号は同じである。したがって
となる。指数関数は単調増加なので、 も同じ増減をもつ。よって最大となるのは のときであり、その最大値は である。
極限
であるから である。また であり、、 より である。
グラフ
であり、 では増加、 では減少する。また では だから となり、 すなわち である。したがってグラフは から増加して で最大となり、その後は より上側から水平に近づく。接線の傾きも無限遠で0に近づく。