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大阪大学 2015年度
理系数学 第1問

問題

自然数に対して関数

で定める.以下の問いに答えよ.

(1) を示せ.

(2) 数列

で定める.のときであることを用いて数列が収束することを示し,その極限値を求めよ.ただし,であることは用いてよい.

出典:大阪大学 2015年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第1問

方針

積分区間が のままでは に依存して扱いにくいので、 と置いて区間を に固定する。すると の積分になる。(1) は係数 から従う。(2) は固定された極限候補 との差を と表し、問題文の で挟み込む。

解答

(1)

とおくと、 のとき のとき 、また である。したがって

である。 では であり、また である。よって である。両辺を で積分して を得る。最後の積分変数は名前を から に戻しただけである。

(2)

(1)の置換表示より である。したがって

である。右辺は非負である。

問題文の指示通り、 を用いると

である。右端を計算すると

であるから、 である。

ここで であり、問題文で与えられた から である。よってはさみうちにより である。したがって は収束し、 である。

最後にこの積分を計算する。 とおくと である。部分積分より だから である。ゆえに である。