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大阪大学 2013年度
理系数学 第1問

問題

三角関数の極限に関する公式

を示すことにより,の導関数がであることを証明せよ.

出典:大阪大学 2013年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第1問

方針

まず単位円の扇形・三角形の面積比較から、 を示し、 と1で挟む。偶関数性により両側極限をそろえて基本極限を得る。次に加法定理で差商を と分け、基本極限と を使って導関数を求める。

解答

まず を示す。 とする。単位円で、中心角 の扇形と内側・外側の直角三角形の面積を比べると である。したがって が成り立つ。各辺を正の数 に注意して整理すると である。 とすると であるから、はさみうちの原理より である。また は偶関数である。実際、 であるから、左側からの極限も1である。よって が示された。

次に の導関数を求める。加法定理より である。したがって差商は

である。

ここで であり、

である。 のとき、 だから である。

以上より

である。したがって の導関数は である。