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大阪大学 2010年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

は定数、とする。空間でに中心をもち半径がの球をとする。平面により二分し軸の負の方向にある部分を平面により二分し軸の負の方向にある部分をとする。

(1) の体積を求めよ。

(2) からを取り除いた立体の体積をとするとき、の最大値を求めよ。

出典:大阪大学 2010年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

球の中心を基準にした座標で、切断面に平行な円の面積を積分する。(1)では中心からの 方向変位を とし、 を積分する。(2)の に替えた同形の球冠である。第3象限側では原点から中心までの距離が半径に等しいため の内部は重ならない。残りの体積を で整理し、 を使う。

解答

(1)

球の中心の 座標は である。中心からの 方向の変位を とすると、その位置で球を 平面に平行に切った断面積は である。 では だから

(2)

同様に、 の体積は

である。また球の中心と原点の距離は

で、半径に等しい。実際、 なら

であるから、そのような点は球の内部に入らない。よって の内部は重ならない。

の体積は だから

とおく。 より

したがって

では であり、 は正の とともに増加する。最大値は のときにとり

である。