問題
自然数と負でない整数が次の4条件を満たすとする。
(1) を示せ。
(2) を示せ。
(3) 条件を満たすと、そのときのの組を全て求めよ。
出典:大阪大学 2007年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第1問
方針
(1)は重み付き和から通常の和を引く。(2)は得られた非負整数の和のうち最後の項だけを残す。(3)は の各場合に、 と を使って末尾から列挙し、最後に を元の等式で決める。
解答
(1)
与えられた等式と不等式から
(2)
全ての は負でなく、 は整数だから である。(1)の左辺の最後の項に注目すると
よって である。
(3)
(1)(2)より を調べればよい。
のとき、
だから である。元の等式から となる。
のとき、 と
より または1である。元の等式から
を得る。
のとき
である。 なら 、 なら である。したがって
である。
以上の7組はいずれも元の4条件を満たすので、これらが全てである。