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大阪大学 2006年度
後期・理系数学 後期 第2問

問題

放物線上の相異なる3点が、が正三角形になるように動く。

(1) 座標をとするとき、のみで表せ。

(2) の重心はある一つの放物線上にあることを示せ。

出典:大阪大学 2006年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第2問

方針

放物線上の2点を結ぶ直線の傾きが、その2点の 座標の和になることを使う。正三角形の3辺の方向角は60度ずつ異なり、それらの傾きの2つずつの積の和は常に である。これを対称式へ直し、(2)では重心座標から を消去する。

解答

(1)

放物線上の2点 を結ぶ直線の傾きは

である。したがって三角形の3辺の傾きは

である。

正三角形の3辺の方向角を とできる。これらの正接を とすると、正接の加法定理から

実際、 とおき、 を代入すれば直ちに確かめられる。よって

左辺を展開して

を得る。したがって

(2)

重心を とし、 とおく。(1)の左辺を とすれば

第1式から なので、第2式へ代入すると

よって である。重心座標は だから

したがって重心は、一定の放物線

上にある。