問題
1からのカードを一列に並べる。両隣(端では唯一の隣)が自分より小さいカードを極大と呼ぶ。
(1) のみが極大となる並べ方を求めよ。
(2) のみが極大で、両者間の最小カードがとなる並べ方を求めよ。
(3) のみが極大となる総数をとする。が0でない値に収束すると極限値を求めよ。
出典:大阪大学 2003年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問
方針
極大が一つなら列はそこまで増加し、その後減少する。(2)では二つの極大の順序を固定し、間の最小値 を谷として、各カードを左外側・下降部・上昇部・右外側のどこへ入れるか数える。各部で順序は単調性により一意に決まる。
解答
(1)
の左側は増加順、右側は減少順でなければ、途中に別の極大が生じる。逆にこの形なら極大は だけである。残る 枚を左側に置くか右側に置くかを選べば順序は一意だから
通りである。
(2)
まず左から の順に現れる場合を数える。列は
という形である。各カードをどの単調部分に入れるか決めれば、その部分での順序は一意に決まる。
は二つの極大の外側にしか置けず各2通り、 は四つの部分のどこにも置けて各4通り、 は から への上昇部か右外側の2通りである。したがって固定した順序では
通りである。二つの極大の順序は2通りあるので
通りである。
(3)
(2)を について足すと
したがって0でない有限値に収束するのは のときであり