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大阪大学 1998年度
理系数学 第4問

問題

平面上において,7点を右図のようにとる.ただし,

である.このとき,およびを用いて表せ.

出典:大阪大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第4問

方針

図の上下を決めて座標を置き、 とする。 の座標を、与えられた長さと角 から三角関数で表す。 は2つのベクトルの長さの2乗の差なので、展開後に対称な項が消えることを利用し、最後は加法定理で の形に整理する。

解答

図の配置に合わせて、 とおく。また の上側にあるとして とおく。

条件 より、 を下側、 を上側にとると である。さらに より であり、 である。

ここで とおく。 である。成分を書き出すと

であり、

である。

このまま展開してもよいが、差だけを取るため、共通部分をまとめる。 とおくと となる。対応する との差を展開すると、 の2乗項や余弦だけの項は打ち消し合い、残る項は である。したがって である。

展開の要所を確認しておく。加法定理より であり、 である。これらを使うと、 の上下差から から へ向かう部分から が現れ、上の式にまとまる。