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大阪大学 1998年度
理系数学 第3問

問題

(1) を1より大きい実数とする.0以上の任意の実数に対して次の不等式が成り立つことを示せ.

ただし,対数は自然対数である.

(2) に対して,とおく.(1)の不等式を用いて極限を求めよ.

出典:大阪大学 1998年度 前期日程 第2次学力試験 理系 第3問

方針

とおいて、問題を の評価に直す。下側は から従う。上側は とおき、、さらに を使って2回積分する形で を示す。(2)では として をはさみうちする。

解答

(1)

とおく。 なので である。また である。

まず下側の不等式を示す。 は正なので である。両辺の対数をとると である。これは を意味する。

次に上側を示す。 とおく。すると であり、 なので である。また である。ここで より である。 で、 だから である。さらに より である。したがって である。 を戻すと であり、求める不等式が示された。

(2)

(1)で とする。すると

である。各辺から を引くと

である。

ここで だから、上の不等式に をかけて

を得る。右端と左端は でともに に近づくので、はさみうちにより である。指数関数は連続なので である。