問題
を正数,を実数とし
とおく.
(1) の区間における最大値を求めよ.
(2) が区間における相異なる4個の解をもつために,,が満たすべき条件を求めよ.また,この条件を満たす点の集合を平面上に図示せよ.
出典:大阪大学 1994年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第3問
方針
(u=x) と置くと で、 の値には2つの が対応する。(h=log u-au+b) の増減から最大値を求め、4解条件を「(h=0) が に2根」と読み替える。
解答
とおくと であり、
と書ける。また の各 には、区間 の異なる2つの が対応する。
(1)
である。 のときは で だから、最大値は
である。 のときは で最大となり、その値は
である。
(2)
が相異なる4解をもつためには、 が に相異なる2根をもつことが必要十分である。 であり、 だから、これは最大点が区間内部にあり、最大値が正、右端の値が負であることと同値である。
したがって
すなわち
である。 では下側の境界が上側より小さい。よって図示する領域は、直線 の右側で、曲線 の上、直線 の下の開領域であり、境界はいずれも含まない。