問題
表の出る確率が の硬貨を2回投げる.このとき1回目に表が出たら,裏が出たら,2回目に表が出たら,裏が出たらとすることにより,確率変数ととを定義する.
,,をに無関係な定数とするとき,次の問に答えよ.
(1) 確率変数の期待値(平均値)を求めよ.
(2) すべてのに対してを満たし,しかもの分散を最小にするように,定数,,を定めよ.
出典:大阪大学 1993年度 後期日程 第2次学力試験 後期・理系 後期 第4問
方針
4通りの表裏で の値を求めて期待値を の多項式にする。恒等式条件から係数を決め、独立なベルヌーイ変数の分散の和として を最小化する。
解答
(1)
は独立で、それぞれ期待値 、また である。従って
(2)
すべての で となる条件は
このとき であり、独立性から
のもとで
等号は のときである。従って